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サワシリンの副作用としてあらわれやすい症状とは?

2019年10月02日

サワシリンの添付文書によると、いくつかの副作用が記されています。発生頻度が高い主な副作用として、下痢・軟便・腹痛・食欲不振・味覚異常などの消化器系の症状が挙げられています。このほかにも、発疹・眩暈(めまい)、AST上昇やALT上昇などの肝機能障害の副作用もあります。ごく稀にですが、薬に対するアレルギーが原因でショックやアナフィラキシーなどの重い副作用が出る恐れがあります。

サワシリンは抗菌薬なので、他の抗菌薬と同じように消化器官の善玉菌を殺傷することで消化不良や下痢・食欲不振などを起こしやすくなります。医療機関で抗菌薬が処方される場合は、消化器系の副作用を防ぐ目的で整腸剤が一緒に処方されるケースが多いです。軽度の下痢や軟便程度であれば問題はありませんが、強い腹痛や重い下痢の症状が出た場合は医師に相談をするようにしましょう。長期間にわたり服用を続けると、体の細菌バランスが崩れたり、免疫力が低下することで口内炎やカンジダ症を発症しやすくなるので注意が必要です。

消化器系以外の副作用として、発疹・眩暈(めまい)、AST上昇やALT上昇などの症状が出る場合があります。人によっては眩暈(めまい)を起こす恐れがあるので、薬を服用して治療を開始したら念のために自動車の運転や危険作業に従事しないように注意しましょう。ASTやALTの肝臓機能を示す数値が上昇する場合があるので、健康診断で血液検査を受ける場合はサワシリンを服用中であることを医師に伝えておく必要があります。

梅毒の治療でサワシリンなどの抗菌剤を使用する際に、最初に服用してから24時間以内に39℃を超える発熱や頭痛・筋肉痛・発疹などの症状が出る場合があります。これは病原体の梅毒スピロヘータが大量に破壊されて起こるもので、一時的な症状です。梅毒治療の際は発熱に対処するために、解熱剤が投与される場合があります。

ごくまれに、薬に対するアレルギー反応が原因でアナフィラキシー(呼吸困難・蕁麻疹・血管浮腫)などの重い副作用を発症する恐れがあります。アレルギー反応が出た場合には服用を中止し、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。サワシリンの有効成分のアモキシシリンはペニシリン系抗生物質で、他の抗菌薬と比較するとアレルギー反応を起こしやすいという特徴があります。このため、サワシリンを服用する場合にはアナフィラキシーなどの症状に注意を払うようにしましょう。