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サワシリンは突然の高熱やのどの痛みにも使われています!

2019年10月22日

溶連菌感染症は小さな子供が罹りやすい病気ですが、大人でも病原菌に感染すると発症する場合があります。これは溶血連鎖球菌(溶連菌)がのどの粘膜に感染して炎症を起こし、高熱やのどの痛みなどの症状が出る病気です。人によっては、手足や体に発疹ができる場合があります。溶連菌はくしゃみや咳などで簡単に他の人に伝染することから、学校・職場や人が多く集まる場所で流行する場合が多いです。

免疫力の弱い子供や高齢者が溶連菌に感染して発症すると、腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こす恐れがあります。最近は溶連菌感染症でのどの痛み・高熱・発疹などを発症した後に、急性腎炎などの合併症を起こすケースが増えているので注意が必要です。リウマチ熱はレンサ球菌がのどに感染することによって起こる病気で、関節・心臓・皮膚・神経などに炎症を発症します。溶連菌に感染してのどに炎症を発症した際に、レンサ球菌に感染をすることで併発をする恐れがあります。

健康な大人であれば溶連菌に感染しても発症しないケースがありますが、何らかの原因で免疫力が低下すると発病する恐れがあります。大人でもストレス・疲労・睡眠不足などが原因で免疫力が低下する場合があるので注意が必要です。

大人が溶連菌感染症リウマチ熱に罹った場合でも、子供の場合と同じように抗生剤を服用して治療を行う必要があります。のどに発症する感染症の治療にはペニシリン系の抗生剤が有効で、サワシリンが使われます。

サワシリン(250mg錠)の服用方法ですが、1回あたり1錠を1日3回経口投与します。服用を開始すると1~2日ほどで熱が下がり、のどの痛みが軽くなります。治療を開始してから24時間以上が経過すると、他の人にうつす危険性がなくなります。抗生剤の服用期間は10日間で、最初の数日間で症状が改善されたとしても最後まで薬を飲み続ける必要があります。再発を防ぐためには、定められた期間にわたり抗生剤を飲み続けて病原菌を完全に死滅させることが必須です。

溶連菌感染症は子供の病気と思われていますが、大人でもストレスや疲労などが原因で発症する恐れがあるので注意が必要です。風邪と間違えて治療をせずに放置すると重症化する恐れがあり、ショック症状や腎不全などの重い合併症を起こす危険性があります。溶連菌に感染してのどの痛みや高熱などの症状が出た場合には、医療機関を受診して抗生剤を処方してもらって治療をすることが大切です。